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コラム
COLUMN

2019.03.11
コーヒー

コーヒー豆の保存について

コーヒー豆の保存方法によって、コーヒー豆の鮮度は大きく変化し、鮮度はコーヒーの味わいに大きく影響を与えます。

そんなコーヒー豆の保存や鮮度について触れていきたいと思います。

コーヒー豆の鮮度とは

 

コーヒー焙煎風景

保存について知る前に、コーヒーの鮮度について説明していきたいと思います。

 

さっそくですが、鮮度について質問です。

 

「コーヒー豆(粉)の見た目で鮮度を判断できると思いますか?」

 

答えは、「No」です。

 

鮮度の良いコーヒーは、コーヒーの抽出の際(コーヒー粉がお湯に触れた際)に、コーヒー粉がぷくーと膨らむかどうかで判断できます。

 

コーヒー豆(粉)の見た目は、1年、2年と経っても購入当時の色のままで何ら見た目は変わりません。

見た目が変わらないため、「鮮度」というキーワードを気にすることがあまりなかったのではないでしょうか。

 

野菜は数日経つと、見た目から変化してきますので、「もうそろそろ食べきらないと危ないな」と感じます。もちろん、野菜などの生鮮食品を腐らせた状態で食べることは出来ませんので、コーヒーとは若干の違いはあるものの、鮮度が良い状態で食べる、飲むことが重要なのは明らかです。

 

この鮮度は、コーヒーの味わいに大きく影響します。

 

鮮度の良し悪しで、大きく味わいに影響するのは「香り」です。

 

「香り」の少ないコーヒーを美味しいと感じる方は少ないと予想します。やはり香りも一緒に楽しむのがコーヒーの醍醐味。そこは外せませんね。

 

そして、鮮度の良いコーヒーとは、「焙煎された日」に近いものです。

 

鮮度の良いコーヒーを鮮度の良い状態で保存し続けることが重要になります。

おすすめの保存方法

 

コーヒー瓶

コーヒーの鮮度を全く落とさずに保管することは不可能です。

どうしても鮮度は落ちていきますが、劣化のスピードを緩めることは可能です。

 

保存方法でおすすめなのは、空気に触れないように、15℃以下で保存することです。

 

具体的には、

豆のままで保存する場合

コーヒー専用袋で常温保管(冷暗所)or  冷蔵庫保管

粉で保存する場合

コーヒー専用袋で冷凍庫保管

 

密閉瓶等で保管する場合は、コーヒー豆量が減ってきた場合に、空気も一緒に閉じ込めることになりますので、常温での保管をおすすめします。夏場などは気温が上がってしまうので、低温保管できる場所にて保管すると良いと思います。冷蔵庫保管してしまうと湿気が発生しますので、おすすめしません。

 

コーヒー豆で保管する場合でも、なるべく1カ月以内で飲み切れる量を購入し、常に鮮度の良いコーヒーを楽しむようにすることが鮮度をキープする秘訣です。

 

1カ月以上の保管には、冷凍庫保管が向いています。

必ずコーヒー専用袋に入れて、空気を抜き保管して下さいね。

 

鮮度の良いコーヒーを購入するには

 

ベースコーヒー店内

鮮度の良いコーヒーはどこで売られているか。

 

もちろんコーヒー自家焙煎店ですね。

 

スーパー等で販売されている物のほとんどは、流通の関係上、鮮度の良いものを販売することは不可能かと思います。

 

たまたま焙煎された日に近いものが店頭に並ぶことはあっても、販売期間をなるべく長くしておきたいのが、販売店の意向だと思いますので、焙煎された日は明記せずに、賞味期限を明記していることが散見されます。

 

賞味期限は1年間まで設定可能です。賞味期限のみ記載されているということは、いつ焙煎されて鮮度がどれくらいかという情報が隠れてしまっています。

 

コーヒーは生鮮食品に近いもの、という認識に立つと、なるべく鮮度良いものを入手することが必要不可欠となります。

 

鮮度良いものは「焙煎された日」に近いものです。

 

鮮度の良いコーヒーを手に入れることで、コーヒーライフはより楽しくなると思います。