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コラム
COLUMN

2019.03.31
コーヒー

コーヒーの焙煎:焙煎機について

コーヒーの味わいに大きく影響する焙煎について。

本日は、焙煎機について触れていきたいと思います。

コーヒーを煎る、熱を加えていくことを焙煎と言いますが、この焙煎機にも様々なものがあり、家庭用から業務用まで多岐にわたります。

日本製のものであったり、輸入ものであったり、それぞれの特徴についても少しの私見を交えながらご紹介していきます。

家庭用焙煎機

 

まずは、ご自宅で簡単にコーヒーの焙煎を始めることができる焙煎ツールの紹介です。

家庭用の焙煎機は、ご自宅のコンロを使い、熱を加えていきます。

だんだん温度が上昇してくると、コーヒー生豆についている薄皮(チャフ)と呼ばれるものが剥がれてきますので、コンロのまわりはチャフだらけに。。。。

焙煎する時間よりも、掃除する時間の方が長いのでは、というイメージをして頂き、それでも焙煎にチャレンジしたいという方は手編み焙煎にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

一番手軽に、そしてお値打ちにコーヒーの焙煎をスタートすることができます。

手綱タイプ

手編み焙煎

コンロの火から少し離し、中に入れたコーヒー生豆を止めることなく動かし続けて下さい。横に振ったり、縦に振ったり、なるべくまんべんなく、生豆全体に火力が加わるように焙煎してください。

焙煎の終了など、焙煎については、下記の記事を参照してくださいね。

コーヒーの焙煎:焙煎度について

手廻しタイプ

手廻し焙煎機

コンロの上でハンドルを廻して火力を加えるタイプです。

手編みのものよりも、より均一に火力を加えることが出来るため、おすすめです。

価格は1万円を超えてきますので、本格的にという方向きですね。

業務用焙煎機

 

ここからは、業務用焙煎機についてです。

当店で使用しているのは、日本製のもので、富士珈機という会社のものを使用しています。

こちらの半熱風式焙煎機5㎏釜を日々コツコツと少量ずつで焙煎しています。

以下の通り、3つの火力の当て方の焙煎機をご紹介します。

直下式焙煎機

直下式焙煎機字のごとく直接、火を生豆に当てて焙煎する焙煎機です。

具体的には、釜に穴(パンチング)が開いているため、火が直接、釜にあたるので、直下式と言います。

火力のコントロールがそのままコーヒーの味にダイレクトに変化を起こしやすいところが特徴です。

半熱風式焙煎機

半熱風式焙煎機

直下式は穴が開いていましたが、半熱風の釜は穴が開いていません。

火力は下にありますが、火は直接生豆には届かず、図のように熱が釜の入口から入ってきて、火力を与えていきます。

火力を調整しても、少しタイムラグがあり、カロリーのコントロールは少し難しいですが、直下式のように火が直接、生豆に当たることがないため、豆が焦げることがないため、優しい味わいに仕上げることが可能となります。

熱風式焙煎機

熱風式焙煎機

熱源と釜が全く別場所にあり、熱を風で送り込み、火力を加えるという方法です。

釜に火が直接当たらないので、熱源のコントロールが簡単にできるため、自動焙煎によく使用される方式です。

前述したタイプよりも焙煎時間が短くなる傾向にあります。

家庭でのおすすめ焙煎方法

 

業務用焙煎機をご自宅で使用するのは、あまり現実的ではありませんので、ご自宅で出来る焙煎でおすすめな方法をご紹介していきます。

まずは、手編み焙煎が一番始めやすくおすすめです。ただ掃除が大変ということもありますので、こちらはアウトドア時や、庭で楽しく焙煎するというところが一番良いのかなと思います。

2つ目は、手廻し(若しくは自動で回る)焙煎で、チャフを受けるものが付いている焙煎機です。やはり毎回掃除をするということは、継続性に欠けてしまいますので、重要なポイントです。

最後に、電気式の卓上焙煎機です。

大手メーカーより最新の焙煎機が販売されたり、焙煎からコーヒードリップまで出来るものが販売されていたりと、価格はぐっと上がりますが、コーヒー豆の鮮度に徹底的にこだわりたいという方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。

生豆の入手方法

コーヒーの焙煎をする上で欠かせないのが、生豆の入手です。

当店では残念ながら生豆での販売はしておりませんので、少量ずつ購入できるサイトのご紹介をしていきたいと思います。

◇生豆本舗(https://www.namamame.jp/)

100gから購入できる数少ないサイトです。メルマガも定期的に発行されますが、個人的に面白いと思う内容が多いなと感じます。

◇ワイルド珈琲ストア(http://www.wild-coffee-store.com/)

焙煎機も販売していますので、色々な情報を得るのにも役立つと思います。

 

コーヒーは生豆の品質でほぼ決まってしまいます。

業務用でない場合は、本当に高品質なものはなかなか手に入れることは難しいですが、鮮度に拘って飲むという部分では、一番良い方法ですので、ぜひ自宅焙煎を始めてみてはいかがでしょうか。

焙煎スタートセットというものも、販売されているそうですよ。

アウトドアでの手編み焙煎は、格別な1杯を演出してくれること間違いなしです。