どう飲めばいい?エスプレッソ
エスプレッソと聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?
苦い?濃い?小っちゃい?
昔に比べればだいぶ浸透してきたエスプレッソですが、いまだによくわからないという方は多いのではないかと思います。
今回は奥深いそんなエスプレッソの世界をご紹介します!
【目次】
そもそもエスプレッソとは?
エスプレッソとは、機械を使ってコーヒー粉に圧力をかけて短時間で抽出したコーヒーのことです。
エスプレッソはイタリア語で「特急」という意味で、元は社員のコーヒーブレイクの時間を短くするために生まれたという説もあります。
エスプレッソは約100年前にイタリアのバールで出されるようになり、その後ヨーロッパに広まって行きました。
イタリアでは、エスプレッソは出勤前やちょっとした休憩にクイッと飲まれていて、コーヒー=エスプレッソという認識が一般的だそうです。
美味しいエスプレッソとは?
良いエスプレッソは総じて、滑らかな口当たりと香り高い後味が長く続くもの。
淹れたてのエスプレッソが三層に分かれていることが理想とされていて、上から「クレマ」、「ボディ」、「ハート」と呼ばれています。この三層は淹れた瞬間から崩れていくので早めに飲むのが一般的です。
特に一番上のクレマがきめ細やかで持続性があるほどいいと言われています。
また、コーヒーそのままの味わいをよく表していたり、奥底に甘みがあるのも良いエスプレッソの特徴です。
エスプレッソのおいしい飲み方いろいろ
エスプレッソは知っているけど、飲み方がよくわからないという方は多いのではないのでしょう。
どうやって飲むのが正しいの?何か混ぜるべき?
いろいろな疑問があると思いますが、個人的な見解として一番重要なのは…
自分がおいしいと思えばそれでいい!です
でもせっかくなのでここでは、エスプレッソのメジャーな飲み方を紹介します!
イタリアの定番、砂糖を入れて
イタリアではエスプレッソに砂糖を入れて飲むのが定番で、苦さと甘さを楽しめるおいしい方法です。
飲み方は簡単!
1.エスプレッソにお砂糖をスプーン1~3杯入れる
2.かるく混ぜる (注: 混ぜすぎると風味が飛んでいってしまう為ほんの少しで大丈夫です!)
3.風味が飛んでしまう前に飲み切る
4.カップのそこに残ったお砂糖をスプーンですくって食べる
最後のお砂糖が、エスプレッソを飲んだ後の口にとってもマッチするのでちょっとしたお楽しみです!
飲みやすく、カフェラテ
もしかしたら、エスプレッソよりも知名度の高いカフェラテですが、こちらもれっきとしたエスプレッソの飲み方の一つです。
飲み方は、エスプレッソにミルクを入れるだけ!
ミルクと混ぜることによってまろやかになり、飲みやすくなります。
スチームしたミルクで描くラテアートも人気ですね。
バリスタの大会では、エスプレッソを使ったオリジナルドリンクの「シグネチャービバレッジ」という部門があり、個性的なエスプレッソビバレッジが多く作られています。
もしかしたら、今後今とは違うエスプレッソの飲み方が主流になるかもしれませんね!