コーヒー豆・コーヒー粉・コーヒー器具の販売・通販・オンラインショップならBASE COFFEE(ベースコーヒー)の「ベースコーヒー式コーヒーの淹れ方:急冷式アイスコーヒー編」ページ

コラム
COLUMN

2019.04.26
コーヒー

ベースコーヒー式コーヒーの淹れ方:急冷式アイスコーヒー編

桜が散ったり、コートをクローゼットの奥に追いやったり、いろいろなところから季節の変わり目を感じるこの頃ですが、ベースコーヒーでもある点から日差しの暖かさを感じることがあります…

それは、ここ最近アイスコーヒーの注文が増えたことです!

夏になればきっとさらに増えることでしょう…

ご自宅でもアイスコーヒーを淹れたくなる方も中にはいるのではないでしょうか?

ということで、今回は夏本番に向けて一足先にアイスコーヒーの淹れ方やポイントに関してご紹介します!

 

ベースコーヒー式アイスコーヒーの淹れ方

アイスコーヒーを淹れると一言に言っても、抽出器具による違いや、冷やし方の違いなど、いろいろな方法がありますが、その中でも今回は一番簡単な、ペーパードリップによる急冷式の方法を紹介します!

ペーパードリップでのアイスコーヒーの淹れ方は、ほとんどホットコーヒーのものと変わりません。

違う点は...

サーバーに氷を入れておく
コーヒーを濃く抽出する

 

の二点くらいです。

 

ペーパードリップの淹れ方に関してはこちら→ベースコーヒー式コーヒーの淹れ方:ペーパードリップ編

 

アイスコーヒー抽出に必要な物

コーヒー豆(中挽き)
お湯(90~95℃)
ドリッパー
フィルター
ケトル(注ぎ口が細い物)

 

手順1・サーバーに氷をセットする

先にサーバーに氷を入れておきます。

抽出されたコーヒーが氷に落とし、急冷させることによって、より風味を残すことができます。

入れる氷の量は、だいたい出来高の3分の1程度。

ベースコーヒーでは急冷のアイスコーヒー1杯分として、コーヒー20gに氷を75g。2杯分として、コーヒー30gに氷を150g使用しています。

 

アイスコーヒー1

 

手順2・フィルターと豆をセットする

ここからは、ほとんどホットコーヒー抽出と同じです。

フィルターのつなぎ目を折ってセットし、コーヒー粉を入れ表面をならします。

アイスコーヒー2

 

手順3・蒸らし

アイスコーヒーの時もホットコーヒー同様に、お湯を少量注ぎ30〜60秒蒸らします。

 

手順4・抽出する

真ん中をめがけて500円玉程度の円を「の」の字を描くようにお湯をゆっくりと注ぎ抽出していきます。

アイスコーヒーの場合、氷が入っていることを加味して、少し濃いめにコーヒーを抽出する必要があります。

そのため、お湯の量は少し少な目で、20gのコーヒーに対して『蒸らし』に注いだ分も含めて150mlになるようにお湯を注ぎます。30gに対しては300mlになるようにお湯を注ぎます。

アイスコーヒー3

手順5・カップに注ぐ

抽出が終わったら、ドリッパーを外し、軽く混ぜましょう。

最後に氷を入れたグラスに注いだら完成です。

アイスコーヒー4

抽出中、氷がハゼて心地よい音が響くので、夏場に淹れたら音からも涼しさを感じることができると思います!

 

豆選びの注意点

同じ豆をホットとアイスで淹れた時、アイスの方が酸味が強く出てしまい、またコクが失われてしまいます。

そのため、なるべく深めにローストされた豆の方がおいしいアイスコーヒーに向いています。

ベースコーヒーでも、しっかりとしたコクと爽やかな後味が特徴の、アイスブレンドという豆が用意されていて、お店で提供しているアイスコーヒーにも使われています。

アイスコーヒーにぴったりな豆はこちら→ アイスブレンド 250g(深煎り)ダークロースト

アイスブレンド

 

水出しのアイスコーヒー

今回紹介したのは「急冷式」のアイスコーヒーですが、ベースコーヒーの店頭では「水出しのアイスコーヒー」というのを提供しています。

「水出し」はここ数年で特に注目を浴びている抽出方法です。

専用の器具で長時間かけてゆっくりと抽出することによって、雑味が少ない、なめらかなコーヒーに仕上がります!

味わいはもちろん、抽出中の様子など急冷式とはまた違った楽しみ方があるので、次回は「水出しコーヒー」に関して詳しく取り上げたいと思います!お楽しみに。

水出しコーヒー