ブレンドコンセプトは「爽やかな深煎りコーヒー」
深煎りのコーヒーはコクがしっかりとあります。
コクがしっかりとある=後味もしっかり、という味わいになってしまうのでが一般的です。
またアイスコーヒーは深煎りのコクが深いもの、というのも一般的かと思います。
そんな深煎りコーヒー爽やかさに重点を置いた、アイスコーヒーで飲んでも爽やかさが出るようブレンド、焙煎しました。
ダークロースト(dark roast)深煎りコーヒー
ダークローストのコーヒーの特徴は、「コク」「甘み」です。
アイスブレンドは、深煎りコーヒーの中でも一番焙煎度が深く、コクをしっかりと表現しています。焙煎終了した瞬間からコーヒー豆表面には、油分が浮き出ております。この油分は劣化したコーヒーと勘違いされることが多くありますが、焙煎度によるものとなります(焙煎から時間が経ってくると油分が出ることもありますが、当店のコーヒー豆は焙煎してから1週間以内のものしか販売しておりません)
ドリップコーヒー
日本ではペーパードリップでの抽出が7割以上を占めていると言っても過言ではないほど、ペーパードリップが中心のコーヒーライフを送っているかと思います。
ちなみにコーヒーメーカーもペーパードリップですね。
ペーパードリップ抽出の魅力は何と言っても、クリアな味わいではないでしょうか。コーヒープレスや金属製のドリッパーも普及はしていますが、やはりコーヒーカップに微粉が残ることが気になることや、抽出後の洗浄に少し手間がかかるという部分がペーパードリップ人気の要因かと思います。
当店でもコーヒーメーカー等の器具もおすすめしていますし、コーヒーの味わいをダイレクトに飲めるのは、コーヒープレスだとも思っております。
コーヒープレスとペーパードリップの味わいには大きな違いがあり、焙煎によって煎り分ける必要があるとも思っています。
当店では、ペーパードリップに合わせた焙煎を行っており、品質検査の最終チェックはペーパードリップで行います。
焙煎行程での香りの変化
焙煎スタートから焙煎終了まで、一刻一刻とコーヒー豆の香りは変化していきます。
変化のポイントがいくつあり、そのポイントを逃してしまうと、品質に大きく影響します。
香りを捉えることができないことのないよう、体調管理には十二分に気を付け、刺激の強い食事(たまねぎ、にんにく等)を取らないなど焙煎人として最低限のことに注意しながら日々の品質管理に努めています。
品質管理
ベースコーヒーでは、焙煎後の品質チェックを毎回行っております。
特に季節の変わり目は、気温、湿度の変化のよる、焙煎行程の見直しが必須となります。
その変化を捉えることが出来るのが、「カッピング」という品質チェックです。
日々のカッピングで味わいの微妙な変化に気付き、焙煎へフィードバックするという地道な作業を繰り返すことにより安定した品質をお届けできるものと考えております。