こだわりが生み出す、味わい深いコーヒー
コーヒー発祥の地と言われているエチオピア。その中でも、現地の言葉で「湿地と草原」を意味するイルガチェフェでは、水洗式によって精製された、芳醇な香りが広がるコーヒーが生み出されています。
そんなイルガチェフェのチェレレクトウォッシングステーションでは、完熟のコーヒーチェリーを使用することはもちろん、乾燥工程においてもただ天日乾燥させるだけではなく、ダメージの原因となる直射日光を遮るため、決まった時間にシートをかぶせたりと、高品質コーヒーを作り出すため常にこだわりを持ち手間暇を惜しみません。
また700世帯の農家から集められたコーヒーチェリーを常に均一で美味しいコーヒーに仕上げるために、国内でも有数の輸出業者BNT社の指導を受けた熟練のスタッフによって丁寧に精選されています。
エチオピア・チェレレクトの持つ、心地よい甘味と、鼻を抜けるフローラルな香り、かすかに感じられるレモンのような爽やかさが混じり合い、飲みやすくも深みのある味わいからは、まさにチェレレクトウォッシングステーションの高い志とこだわりを感じることができます。
通常のイルガチェフェとは一味も二味も違う、エチオピア・チェレレクトをお楽しみください。
ライトロースト(right roast)中深煎りコーヒー
ライトローストのコーヒーの特徴は、「香り高く」「さわやか」です。
ライトローストのコーヒーは酸味量のコントロールが必要になってくるため、特に焙煎技術を求められます。
当店のコーヒーは嫌な酸味を感じることがないライトローストを目指しており、且つ「香り」と「さわやかさ」を最大限に引き出せるよう注意しながら焙煎しています。
シングルオリジンのコーヒーでは特に産地の持つ個性を損なうことなく、ペーパードリップで淹れて美味しいと感じるバランスの取れた味わいを実現しています。
焙煎行程での香りの変化
焙煎スタートから焙煎終了まで、一刻一刻とコーヒー豆の香りは変化していきます。
変化のポイントがいくつあり、そのポイントを逃してしまうと、品質に大きく影響します。
香りを捉えることができないことのないよう、体調管理には十二分に気を付け、刺激の強い食事(たまねぎ、にんにく等)を取らないなど焙煎人として最低限のことに注意しながら日々の品質管理に努めています。
品質管理
ベースコーヒーでは、焙煎後の品質チェックを毎回行っております。
特に季節の変わり目は、気温、湿度の変化のよる、焙煎行程の見直しが必須となります。
その変化を捉えることが出来るのが、「カッピング」という品質チェックです。
日々のカッピングで味わいの微妙な変化に気付き、焙煎へフィードバックするという地道な作業を繰り返すことにより安定した品質をお届けできるものと考えております。