コロンビアらしい飲みやすいすっきとしたコーヒー
なめらかな舌触りとオレンジのニュアンスを感じるコーヒーです。
このコーヒーはコーヒークエストというエクスポーターから購入したロットです。
コロンビアのサンタマリア地区周辺のコーヒーを集めて精製されています。
代表のロナルドさんは、ジャーナリストからスペシャルティコーヒーのインポーターに転身されて、小規模生産者にフォーカスして、より良い品質のものをちゃんと世界に届けるということを地道に活動されています。
コーヒークエストコロンビア(インポーター&エクスポーター)
代表:ロナルド・デ・ホンメル
「私はコロンビアでコーヒー生豆の事業を立ち上げることを決め、コンセプトを二つ立てました。
一つ目は、オランダ人である私がコーヒー生産者とロースターの間に入る唯一の人間になるということ、つまりサプライチェーンを可能な限り短くすることです。
二つ目は、生産者の収入を高めるために、高品質なコーヒーにフォーカスすることです。これら二つのコンセプトは、ともに生産者の将来をより明るくすることを目的に置いています。」
コーヒークエストコロンビアはこれからどんな地平を目指すのか。
という質問に対して、
「私たちは業界の規範になり、生産者に適正な対価を支払うことが当たり前になるまで規模を拡大することを目標に置いています。
さらに、自社のウォッシングステーションをつくり、スペシャルティコーヒーのために労力を割くモチベーションを持たない生産者からコーヒーを購入し精製して、顧客に提供したいと考えています。
そこでは温度、湿度、pHなど様々な要素をコントロールできる環境を整え、再現可能なプロセスを開発しようと考えています。コロンビアの高品質なマイクロロットの需要は伸び続けていて、常に足りない状態が続いています。自社のウォッシングステーションは、それを緩和する一つの手段でもあります」
と答えています。
■フレーバーノート:silky,orange, juicy, bright, long after taste
サンタマリア地区周辺のコーヒー畑↓
ライトロースト(light roast)中煎りコーヒー
ライトローストのコーヒーの特徴は、「香り高く」「さわやか」です。
ライトローストのコーヒーは酸味量のコントロールが必要になってくるため、特に焙煎技術を求められます。
当店のコーヒーは嫌な酸味を感じることがないライトローストを目指しており、且つ「香り」と「さわやかさ」を最大限に引き出せるよう注意しながら焙煎しています。
シングルオリジンのコーヒーでは特に産地の持つ個性を損なうことなく、ペーパードリップで淹れて美味しいと感じるバランスの取れた味わいを実現しています。
焙煎行程での香りの変化
焙煎スタートから焙煎終了まで、一刻一刻とコーヒー豆の香りは変化していきます。
変化のポイントがいくつあり、そのポイントを逃してしまうと、品質に大きく影響します。
香りを捉えることができないことのないよう、体調管理には十二分に気を付け、刺激の強い食事(たまねぎ、にんにく等)を取らないなど焙煎人として最低限のことに注意しながら日々の品質管理に努めています。
品質管理
ベースコーヒーでは、焙煎後の品質チェックを毎回行っております。
特に季節の変わり目は、気温、湿度の変化のよる、焙煎行程の見直しが必須となります。
その変化を捉えることが出来るのが、「カッピング」という品質チェックです。
日々のカッピングで味わいの微妙な変化に気付き、焙煎へフィードバックするという地道な作業を繰り返すことにより安定した品質をお届けできるものと考えております。