滑らかな舌触り、透明感のあるスッキリ系
なめらかな舌触りと透明感のある後味、きび砂糖・ナッツのニュアンスも感じられるコーヒーです。
精製方法がナチュラル(乾燥式)ではありますが、こんなにも透き通った味わいに仕上がっているのは驚くべき品質です。
農園主のオスマンさん家族が作るコーヒーは、品質を大切にし、常に自然を尊重し栽培しています。標高が高く、肥沃な土壌という好立地を最大限に生かした、高品質コーヒーを生産しています。
カップオブエクセレンス
COE(cup of excellence)カップオブエクセレンスとは、コーヒー生産国の12か国で1年に1回行われている、コーヒーの品評会です。国内予選を勝ち抜き、国際審査員によって、風味や品質に対する点数を付けられます。上位入賞者のコーヒー生豆は、オークションによって取引きされ、収益の大部分が農家に入る仕組みになっています。
このCOEが行わることにより、コーヒー業界全体の品質向上に繋がり、より良い品質のコーヒーを作ることへのモチベーションへと繋がっています。
高品質なコーヒーは、クリーンカップと呼ばれる透明感があって、後味に渋みや嫌な風味が残らないことが大前提となります。サウセ農園のコーヒーは、このクリーンカップに優れていて、且つフレーバーにもマスカットやカカオのような風味が感じられる、高品質コーヒーです。
ライトロースト(light roast)中煎りコーヒー
ライトローストのコーヒーの特徴は、「香り高く」「さわやか」です。
ライトローストのコーヒーは酸味量のコントロールが必要になってくるため、特に焙煎技術を求められます。
当店のコーヒーは嫌な酸味を感じることがないライトローストを目指しており、且つ「香り」と「さわやかさ」を最大限に引き出せるよう注意しながら焙煎しています。
シングルオリジンのコーヒーでは特に産地の持つ個性を損なうことなく、ペーパードリップで淹れて美味しいと感じるバランスの取れた味わいを実現しています。
焙煎行程での香りの変化
焙煎スタートから焙煎終了まで、一刻一刻とコーヒー豆の香りは変化していきます。
変化のポイントがいくつあり、そのポイントを逃してしまうと、品質に大きく影響します。
香りを捉えることができないことのないよう、体調管理には十二分に気を付け、刺激の強い食事(たまねぎ、にんにく等)を取らないなど焙煎人として最低限のことに注意しながら日々の品質管理に努めています。
品質管理
ベースコーヒーでは、焙煎後の品質チェックを毎回行っております。
特に季節の変わり目は、気温、湿度の変化のよる、焙煎行程の見直しが必須となります。
その変化を捉えることが出来るのが、「カッピング」という品質チェックです。
日々のカッピングで味わいの微妙な変化に気付き、焙煎へフィードバックするという地道な作業を繰り返すことにより安定した品質をお届けできるものと考えております。