しっかりとした味わいのノンカフェインをお探しの方へ
ノンカフェインのコーヒーは薄いという認識を持たれている方は多いのではないでしょうか。
当店でもよくそのように仰る方が多いのですが、実際に飲んで頂くと通常のコーヒーとほぼ変わらない味わいというご感想を頂きます。
カフェインレスコーヒーは、生豆の状態(焙煎する前、そして日本に輸入する前)でカフェイン成分を除去します。
カフェインレスコーヒーでも、焙煎したての新鮮なコーヒーであれば、とても美味しいコーヒーに仕上がりますので、カフェインの摂取を控えたい方には本当におすすめできるコーヒーです。
ダークロースト(dark roast)深煎りコーヒー
ノンカフェインのコーヒー生豆を焙煎する際は、通常のコーヒーとは違った、コーヒー豆の色や温度の管理をしなければなりません。
焙煎の時間や温度管理を数値のみに頼るのではなく、焙煎をした後の品質チェックで味わいを確認していくことで、ノンカフェインの焙煎が安定してできるようになるのです。
カフェインがないということ
ノンカフェインを飲む人口は増加傾向にあります。
授乳中の方、妊婦の方がノンカフェインコーヒーを飲む機会(飲むことが出来る店が増えた)が増えたこともあることと、昼は通常のコーヒーを、夕方から夜にかけてはノンカフェインコーヒーを飲むという方が多くなってきました。
これは、睡眠に対する意識の変化が大きく寄与していると推測しています。もちろんカフェインを夜に摂取しても睡眠に全く影響しない人も多数いることも事実ですが、人それぞれの体質の違いをしっかりと認識して、正しい情報発信していけるよう心掛けていきたいと考えています。
焙煎行程での香りの変化
焙煎スタートから焙煎終了まで、一刻一刻とコーヒー豆の香りは変化していきます。
変化のポイントがいくつあり、そのポイントを逃してしまうと、品質に大きく影響します。
香りを捉えることができないことのないよう、体調管理には十二分に気を付け、刺激の強い食事(たまねぎ、にんにく等)を取らないなど焙煎人として最低限のことに注意しながら日々の品質管理に努めています。
品質管理
ベースコーヒーでは、焙煎後の品質チェックを毎回行っております。
特に季節の変わり目は、気温、湿度の変化のよる、焙煎行程の見直しが必須となります。
その変化を捉えることが出来るのが、「カッピング」という品質チェックです。
日々のカッピングで味わいの微妙な変化に気付き、焙煎へフィードバックするという地道な作業を繰り返すことにより安定した品質をお届けできるものと考えております。
ちょっと飲みすぎたとしても、胸焼けもなく飲めます。美味しいコーヒーをありがとうございます。