名古屋のコーヒー文化について
おはようございます。
加藤です。
私、実を言いますと大阪生まれでして、名古屋に移り住んで今のところ約10年程が経過しました。
名古屋に来て、ありきたりですが、驚きは【モーニング文化】です。
大阪では、無料=こわい=あぶない=近づかない ぐらいの怪しいお店に分類されてしまいますが、名古屋ではかなりのボリューム、質を競い合った、コスパ最強の文化が根付いていて、移り住んだ当時は、本当に驚きでした。
コメダで朝から、ピザ-トースト頼んで、変な顔をされたことが、頭をよぎります。。。。
そんな喫茶文化は、本当に大好きで、家族で朝からモーニングは最高の週末だと思っています。
コーヒー豆屋を開業すると決めてからは、上記のような穏やかな気持ちは消費者としては持ちながら、
やはりモーニング文化の行き過ぎた、コーヒーが無視されて、コーヒーが逆にセット商品のようになっていることには、心穏やかにはいかず、
一宮というモーニングが生まれた(※所説あるらしい)場所での開業は、少しでもコーヒーという飲み物にもっとフォーカスして、多様性を感じでもらえるようになったらいいなぁと思って、モーニングなしで開業しました。
開業当時は、モーニングないの?の質問がお客様の半分から頂いた記憶があり(盛ってるかも)、
今でもこの質問は時々頂いていて、ありませんと答えると、あぁ喫茶店じゃなかったのか。と返されることもあります。
でも、それでもいいんです。コーヒーに注目してもらうために。
今振り返ると、無謀なチャレンジをしてしまっていたなと感じるわけですが、
コーヒーが出来上がるまでのストーリーを知って頂くきっかけになればと。
今のところ、かなり遠回りをして、ここまで来ていますが、少しずつこの「ストーリーを伝える」というところをもっともっと、力を入れて活動していく予定です。
そんなこんなで、名古屋のコーヒー文化、大好きです。
喫茶店で交わされる、おはよう の挨拶が、
やっぱり、地元密着の喫茶は最高だなぁと、毎度元気をもらっています。