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コラム
COLUMN

2020.08.03
コーヒー

新ブレンド開発記3 : 比率チェック!

どうも!最近はお家でお茶パックを使った水出しコーヒーを常備しているマーチンです!

新たにBASE COFFEEにやってきたルワンダのお豆を使ったブレンド作成の記録、【新ブレンド開発記】。

第三弾では前回焼いたコーヒー豆の、ブレンド比率を変えて味わいをチェック!

第二弾をまだ読んでいない方はこちらからどうぞ!→新ブレンド開発記2 : ブレンド試作開始!

 

比率を変えて…

前回カッピングした際、ルワンダとブラジル・ニカラグアを5:5で組み合わせましたが、今回は比率を変えて、よりコンセプトに近い一番いい組み合わせを探っていきました!

ルワンダ×ニカラグア

5:5の時は二つの特徴が少しぶつかっていたこの組み合わせ。

より調和が取れたものを目指して比率を変えて味を確認。

比較的良かったものがルワンダ:ニカラグア=4:6のものでした。

少ししっかりとした印象の、ダークチョコレートのような、コクと甘みのあるコーヒーになりました。

これはこれで、バレンタインの季節なんかにチョコレートと合わせて飲むとおいしいかなと思いますが、今回のブレンドコンセプトには少し合わないというのが本音です。

ルワンダ×ブラジル

5:5の時は少々しっかりしていましたが飲みやすかった、ブラジルとの組み合わせ、しかし印象が少し弱かったので、他にはない特徴を求めて、ルワンダの比率を少し増やして味確認。

ルワンダ&Brazil

比較的良かったものがルワンダ:ブラジル=6:4と7:3の二つ。

6:4で合わせたものは、5:5の時よりもルワンダの香りを感じられる印象のあるものに!

最初はいい感じだと思ったのですが、時間が経つと二つの味が別々にやってくる、ブラジルの持つ香ばしさとルワンダの爽やかさが少しケンカしているような味わいになってしまいました…

それに対して7:3で合わせたものは、始めから程よい甘味が感じられるとても飲みやすいものに。

更に時間が経っても味のケンカはほとんどなく、ルワンダの爽やかさが程よく感じられるものになりました。

 

結果、ルワンダ:ブラジル=7:3のものが飲みやすくもルワンダの爽やかな味わいも感じられスルスルと飲める、コンセプトの「作業のお供になるコーヒー」に近かったため、この比率で行こうと思います!

今後はこの比率で実際に焙煎していき、ルワンダの甘味や香りが感じられつつも時間が経ってもおいしく飲めるコーヒーになるような、ベストな煎り具合をつかんでいきたいと思います!