置いておくだけ、水出しアイスコーヒー
春が来て少し暖かくなり、温かい飲み物だけだった選択肢の中に冷たいものが顔を出してきた人も少なくないのではないでしょうか?
ところでここ最近、「水出しコーヒー」や「コールドブリュー」と呼ばれるコーヒーを目にしたことはありませんか?
普通のアイスコーヒーと何が違うのか?家で淹れることはできるのか?今回は水出しのアイスコーヒーに関してご紹介します!
【目次】
水出しコーヒーとは?
水出しコーヒーとはその名の通り、お湯を使わずに水で抽出するコーヒーのことです。
長い時間をかけて低温で抽出することによって、雑味の少ないコーヒー本来のおいしさを引き出すことができます!
水出しコーヒーは、ここ最近特に注目されていて、ペットボトルコーヒーにも「水出し」を押し出した物も増えました。
更には、水出しコーヒーをビールサーバーのような専用の機械で窒素ガスを含ませながら抽出する、ナイトロコーヒーもここ最近で増えてきています。クリーミーな泡が特徴的なナイトロコーヒーは今後さらに注目を集めることになると思います!
水出しコーヒーの淹れ方
水出しコーヒーを淹れるのは専用の器具があればそう難しくありません。
水出しの方法は主に二つあります。それが...
滴下式
浸漬式
の二つです。
滴下式
コーヒーの粉に水滴を落としてゆっくりと抽出する方法です。
ベースコーヒーが店内で提供している水出しアイスコーヒーも滴下式の器具を使って抽出したものです。
粉の分量は器具ごとに異なりますが、使い方はどれもとても簡単です。
1.粉を器具にセットし少しだけ湿らせておく。
2.タンク部分に水を入れ、粉の上にセットする。
3.抽出し終わるのを待つ。
以上です!セットするだけなので淹れる人によって味が変わるなどの心配はありません。
滴下式にかかる時間はだいたい3~5時間で、浸漬式よりかかる時間は短くすみます。
浸漬式
コーヒーの粉を水に浸けてしばらく置いておく方法です。
浸漬式用の器具は同じ方法で、紅茶を水出しで抽出することができるるので、コーヒーも紅茶も好きな方にはとても便利です。
こちらも使い方はとても簡単
1.粉をセットする。
2.水を入れる。
3.冷蔵庫でしばらく置いておく。
置いておく時間はだいたい8時間ほどです。
手間もそんなにかからないので、寝る前にささっとコーヒーと水をセットしておけば、朝にはおいしい水出しコーヒーが飲めますね!
浸漬式は滴下式よりも、すっきりとしたコーヒーに仕上がりやすいです。
家にあるもので水出しコーヒーを
専用の器具がないからウチでは水出しコーヒーが作れない...もしそう思っている方がいたら朗報です。
実は、専用の器具以外でも水出しコーヒーを淹れることができます。
家にあるものや簡単に手に入るもので簡単に淹れることができるので、少しご紹介します。
お茶パックを使って
スーパーなどで簡単に手に入るお茶パックを使って簡単に水出しコーヒーを淹れることができます。
方法はとても簡単。
1.中挽きに挽いたコーヒー粉をお茶パックに入れる。
2.そのお茶パックを容器に入れそこに水を注ぐ。
3.6~8時間冷蔵庫に置いておく。
4.お茶パックを取り除く。
コーヒーと水の比率は、1:10くらいが基本です。コーヒー100gの場合水は1リットルくらいあればおいしいコーヒーができます。
フレンチプレスを使って
このコラムを読んでる方の中にフレンチプレスを持っている方もいらっしゃると思います。
コーヒーと水の比率はこちらも1:10なのでたくさん淹れようと思うと、とても大きなものが必要になるためなかなか難しいですが、フレンチプレスでも水出しコーヒーを淹れることができるのでご紹介します。
1.中挽きの粉をプレスに入れる
2.プレスに水を入れる。
3.表面をならして、蓋をし冷蔵庫に入れる
4.7~8時間置いておく
5.プランジャーを下す
6.茶こしやペーパーフィルターを使ってコーヒーを漉す
フレンチプレスを使うとなると相当大きなものが必要になるので、個人的にはお茶パックの方法がおすすめです。
これからどんどん暖かく、そして暑くなっていくこの先、水出しコーヒーですっきりとした味わいを楽しんでみてはいかがですか?